仮想通貨を買い始めたんだけど、日ごとに高くなってるよね・・・
安く買う方法はないの?
①仮想通貨自体を安く買う
②手数料を安く抑える
の2つの方法があるよ。
知らずに買うと大きく損してしまうから詳しく見ておこう!
1.仮想通貨を安く買うための基本的な考え方
安く買うことは、投資の利益を最大化するための第一歩です。そのためには以下の基本的な要素を理解する必要があります。
市場価格の仕組み
仮想通貨の価格は需要と供給の関係によって変動します。需要が減って価格が下落しているときに購入するのが基本戦略です。
取引コストを最小化する
手数料やスプレッドなど、取引にかかる費用を抑えることが重要です。
購入タイミングの見極め
市場の動向を予測し、適切なタイミングで購入を行います。
ポジティブな情報が発信され、価格が高騰している時よりも、ネガティブなニュースが出て、下落しているときに購入することで、割安に資産形成できます。
2.手数料の少ない取引所を選ぶ
取引所によって手数料の体系は異なります。手数料が高い取引所を利用すると、購入コストが増加するため、以下のポイントを基準に取引所を選びましょう。
各取引所比較:

手数料の種類
取引手数料
取引を行うたびに発生する手数料。例:取引額の0.1%や0.2%など。
出金手数料
仮想通貨を外部ウォレットに送る際に発生する費用。
スプレッド
販売所で購入する際の買値と売値の差。
手数料を抑える方法
販売所ではなく取引所を使う
販売所は、GMOコインやCoincheckなどの企業を仲介して仮想通貨を購入します。ほぼ確実に購入できるメリットはありますが、手数料が発生します。仮想通貨によっては、販売所でしか買えないものもあるため、取扱い通貨について確認して購入するようにしましょう。
一方、取引所で購入する場合は仲介手数料が発生しないため、安く買えますが、売り手が設定した金額で購入するため、自分の買いたい金額で買えない場合があります。
取引所トークンを使用する
取引所独自のトークン(例:バイナンスコイン、パンケーキスワップなど)を利用することで手数料が割引されることがあります。
補足:
取引所という1つの単語が違う意味合いで使われているため、整理しましょう。
GMOコインという大枠としての「仮想通貨取引所」があります。
この中に、[販売所]と[取引所]があります。
言い換えると、「仮想通貨取引所」(イオン)というショッピングモールの中に、[販売所](野菜売り場)と[取引所](無人の野菜販売)という店舗があるイメージです。
3.取引所選びのポイント
安く仮想通貨を購入するためには、信頼性は高く、手数料が安い取引所を選ぶ必要があります。
初めて仮想通貨に触れる場合は、日本国内の大手企業の取引所がおすすめです。仮想通貨取引に慣れている人は、取引量の多い海外取引所を使うのもありです。
国内のおすすめ取引所
GMOコイン
東証プライム上場企業「GMOインターネットグループ」が、強固なセキュリティと運営体制で安心・安全の取引を提供しており、信頼性が高いです。

Coincheck
アプリのダウンロード数が国内No1。Coincheck NFTというサービスがあり、一部ブロックチェーンゲームのアイテム購入時の手数料がかからないメリットがあります。

海外のおすすめ取引所
バイナンス(Binance)
世界最大の取引量を誇ります。セキュリティ対策として、取引手数料の10%を準備金として蓄えているため、万が一資金が流出しても補てんが可能なのが魅力です。
バイビット(Bybit)
世界2番目の取引量を誇る取引所。手数料はかかりますが、クレジットカードで仮想通貨を購入できるのが魅力です。(2025年1月時点で、バイナンスは日本ではクレジットカードが使えません。)
国内外取引所比較
国内取引所 | 海外取引所 | |
手数料 | やや高い | 低い |
操作性 | 初心者でもわかる | 中級者向け |
規制 | 国内の金融庁の規制を遵守 | 規制が緩い場合がある |
4.購入タイミングを見極める
仮想通貨の価格は非常に変動しやすいため、購入タイミングが大きな影響を与えます。
自分ルールの設定
「1ヶ月でビットコインとイーサリアムを1万円ずつ買う」
と言うルールを設定し、このルールを守るように購入します。
これで、各仮想通貨で1万円の予算が決まりました。
他にも、販売所と比較して手数料が多くかかりますが、積み立て設定をして自動的に購入する方法もあります。
買いルール
- 昨日より5%下がったら2,000円分買う。
- 下がらなかったら月の最終日に、1万円に到達するように不足分を購入する。
売りルール
- ビットコインは半減期に高騰するため、その時に売る。(ビットコインは、半減期というものが4年に一度あり、供給量が減ります。供給量が減るため、価格が高騰します。)
- 1ビットコイン3,000万円になったら売る。
- 購入を始めた年から10年経過したら売る。
- そもそも売らずに取っておく。(自分に万が一のことがあったら家族に渡す。)
ニュースとイベント
市場のニュースを確認
政府の規制や企業の導入ニュースが価格に影響を与えることがあります。2024年12月に、アメリカ大統領のドナルド・トランプが国の施策として仮想通貨を購入するというニュースが報道された際、ビットコインを含めた仮想通貨が一気に高騰しました。
大規模イベントに注目
ビットコインの半減期や大手取引所の上場ニュースは価格を左右します。
5.分割購入を活用する
価格変動が激しい仮想通貨では、分割購入(ドルコスト平均法)を活用することでリスクを軽減できます。
ドルコスト平均法のメリット
- 高値掴みを避けられる。
- 時間分散により平均購入価格が平準化される。
具体例
- 1ヶ月に10万円を投資する予定の場合、1週間ごとに2.5万円ずつ購入。
- 価格変動にかかわらず、一定額を投資することでリスクを抑制。
6.初心者におすすめの戦略
初心者にとって、最初から高リスクを取ることは避けたほうが良いです。以下の方法を実践しましょう
- 小額から始める
- 販売所ではなく取引所を使う(スプレッドが少ないため)
- 市場の動向や仮想通貨に関するニュースを定期的にチェックする
まとめ
仮想通貨を安く購入するためには、以下のポイントが重要です
- 手数料の安い取引所を選ぶ。
- 購入タイミングを見極めるためにルールの設定やニュースを活用する。
- 分割購入で暴落リスクを抑える。
これらの戦略を実践することで、仮想通貨を安く購入し、利益を最大化できるでしょう。
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